2013年4月9日火曜日

『人はなぜハマるのか(広中 直行)』を読んでわかった意外なこと。

ときどき、すごく何かにハマることがあって、自分で困ってしまうのですよ。

私の場合、ゲームにはまるとかギャンブルにはまるとかスポーツにはまるとかはなくて、

  1. ミュージシャン・・・はまると一番ながいです。何年も続くことも。
  2. アイドル・・・たまにはまってました。1年も続かないけど。
  3. 俳優さん・・・すぐ冷めます。3ヶ月くらい?
毎日の生活に大切なことさえ忘れてしまうくらいハマってしまうのが困りものなので、ハマる気持ちをうまくコントロールできたら人生もうちょっとうまくいくのかもあと思っていたら、この本を見つけました。




主に薬物にハマることを書いているのですが、“ハマるのは薬物もそうでないものも、ドーパミンって物質が関係している”ということはなんとなく知っていたので、この本に書いてあることは参考になるだろうと思い読んでみました。



100ページ程度の薄い本ですけれど、かなり中身は濃いです。

苦しくてやめたいのにやめられないのは?

 

一番“はっ!”としたのは、快楽を追い求めて薬をはじめたのにいつの間にか“渇望”
に変わっている、というところ。やめたくてもやめられなくて苦しくて苦しくて、っていう状態。ああ、あるある、その状態が一番辛いの。

一度だけ、若気の至り?でおっかけというものをやったことがあるんだけど、楽しかったのは最初だけ。そのうち、最初はすごく感動的だったことがあたりまえになって、だんだん全然楽しくなくなって辛くなってきた。なのにやめられない。

薬で快楽を得られている状態ならドーパミンを抑える薬で“ハマる”状態を緩和?することができるけれど、苦しくてもやめられないという状態はドーパミンを抑える薬では改善できないんだそうだ。

はまるのを辞める方法は書かれていないけれど


ハマるメカニズムについては詳しく書かれているけれど、辞める方法は書かれていません。でも、なぜはまって抜け出せないのか?が、この本を読んで自分の中で起こる“よくわからない大きなこと”に飲み込まれていく怖さは薄らいだ気がします。まずは知る所からですよね。

この本、最後は
“後は読者がご自身で考えてください”
という言葉で結ばれています。

そんなこと書かれたら 広中 直行さんにはまってしまいますよ。
広中氏のほかの著書も読んでみようかな♪

人はなぜハマるのか 広中直行

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